2018年11月初めまで木星は蠍座に滞在中
1年間の運勢は“木星がどの星座に入っているか”で読み解きます。1年に1度、木星は星を変える「歳星」と呼ばれ、世の中の流行やカルチャーも変わっていきます。2017年の10月まで、木星は「天秤座」にありました。「天秤座」は「牡羊座」から数えて7番目の星。後半戦のトップバッターの星座という位置付けで、他者と自分の関係性を結んだり、人と人をつなげたりするイメージですね。天秤なので物事や状況を“はかる”=ジャッジする、善悪をはっきりさせる、という厳しい面もあります。振り返ると、政界の選挙結果も両極端だったり、騒動を起こした芸能人に対するバッシングも多かったりしたように思います。そして今、木星は「蠍座」に移行。2018年は11月7日まで、木星は蠍座にあるため、「蠍座」っぽい時期と言えるんですよ。
「蠍座」の年には、濃密な人間関係が生まれる!
蠍座は1つ前の天秤座と違って、善と悪、2択の価値観だけでは通用しない星座です。例えば、人の業とでもいうような、割り切れないディープなものを意味します。白黒ではない、人間の多様性を見ていこうとする星座。だからいわゆる「正解」は求めないわけです、両方あっていいと。また、12月20日には土星が射手座から山羊座へ移動しましたから、より保守的で重厚なムードが世の中に流れていますね。
天秤座は「結婚」や「契約」を司りますが、蠍座は一歩進んで、その関係を「深め合うこと」を意味します。人間関係に深く入り込んでいくので、相手の本音が見えてくることも多い。手軽な恋愛や浅い人間関係はどんどん淘汰され、濃密な関係だけが残っていくでしょう。いわゆる秘密の恋も増えるでしょうね。「保険」「お金」もキーワードで、将来に向けてお金の準備をする人も増えると思います。
ちなみに、蠍座は相手をマニピュレートする(心理操作する)星座でもあるんですね。2017年12月に発表された流行語大賞の「忖度」はまさに蠍座っぽいと思うし、心理サスペンスや探偵もの、医療、犯罪ものにヒット作が出そうな予感がします。
セクシーで悪女すぎない、大人っぽい美人を目指して
最近の傾向として、木星がもつ影響力(トレンドetc)がどんどん早まっている気がします。なので、蠍座をベースにしつつ、次の射手座の要素も少し意識するようにしていますね。
木星・蠍座期の美女像は、ミステリアスで大人っぽく、秘めたセクシーさを持っている人。まつ毛がばっちりカールした大きく開いた目もとより、伏せたまつ毛が印象的な陰影のある目もとの持ち主……のような感じかな。射手座の要素である健康的で爽やかな雰囲気をプラスすると、女優の菜々緒さんはトレンドイメージとぴったりかな。
ラッキーカラー、モチーフは?
ラッキーカラーは、ワインレッド、黒、ボルドー、マスタードカラー。隠れたもの、見えないものを意味する蠍座木星期は、セクシーなランジェリーがラッキーモチーフ。「変容」を司る星座でもあるので、赤ワインやチーズといった発酵モノも◎。プライバシーが保たれた秘密の場所がラッキースポットなので、会員制のバーラウンジや隠れ家レストランで過ごす時間をつくってみましょう。
では、12星座別の運勢も見ていきましょう!
Edited by 鏡 リュウジ
公開日:2018.01.02