エル・オンラインの連載「Sayaの星占い」で大人気のSayaさんが綴る、2020年の開運メッセージ。来るべき新年、幸運の波に乗るためのアドバイスを12星座別にお届け。星が告げるメッセージを胸に刻んで、輝かしい一年の幕開けを!
おひつじ座(3/21~4/19)
感謝の気持ちをもちつつ、自分に正直に。サステナブルな視点が欠かせない
2019年3月に自立や変革の星・天王星がおひつじ座を去ったことから、張りつめていたものがほぐれ、人に頼ることも覚えてきたはず。そして、おひつじ座にとっての「キャリアやライフワーク」の部屋に惑星が集中した状態で、2020年が始まります。1月は、キャリアにおける実力が問われるタイミングでもあり、今のポジションに見合った品格や能力が厳密に求められるとき。今後は、体制の変化などにも注目しておいて。
春分を過ぎると、現実化の星・土星が「仲間や未来」の部屋に。7月2日頃までに、「今後どうするか」を決めなくてはならなくなりそう。人間関係では、少数の信頼できる人たちとだけ、付き合うことになるかも。5月13日〜6月25日、愛と美の星・金星が「逆行」する間は、発言に注意したいとき。行動や戦いの星・火星が6月28日におひつじ座に入ると、とてもアグレッシブに。火星は、おひつじ座の守護星でもあり、ありのままの自分で好きなことにチャレンジしたいタイミングです。ただ、高い瞬発力は、おひつじ座の特徴ですが、短期間に結果を出そうとしすぎると、逆に自分を見失うことも。それが9月10日〜11月14日の火星の「逆行」期間に起こりやすいこと。短距離で走り抜けるのではなく、長距離走の感覚をもってください。アイディアを実行に移すときは、壮大な成果を思い描くと息切れするので、ひとつひとつ丁寧に。
おひつじ座(3/21~4/19)
おひつじ座は、ハートに正直にアイディアを世の中で実現していくことに素直な喜びを感じます。大人になったふりをして、表面だけ人に合わせていくことは、そもそもできないのです。2021年1月7日まで、火星はおひつじ座に滞在します。そんな自分を否定せず、強がらないでも自分らしくいられる場所を見つけていきたいもの。
もし、自分に正直に生きていないと、人生は、ハードモードに。ひとりで困りごとを抱え込まず、助けを求めることが必要です。でも、感謝の気持ちをもち始めると、今度は、人生は、よい方向へと旋回していくでしょう。そして、すでに愛や感謝の気持ちをもっているおひつじ座は、2020年、キャリアの大チャンスに恵まれる可能性もあります。そのときは、これまでのようにひとりで格闘するのではもうありません。お互いに助け合える仲間とともに、未来を開拓するパイオニアとなるのです。どんな未来か、ビジョンが明確になるのは12月17日に土星が、19日に木星が移動してからになりそう。
おうし座(4/20~5/20)
自由になりたいと願う一年。自らの責任も引き受けて、与える側に
2019年3月に、おうし座には自立や変革の星・天王星がやってきました。2018年も一時期、滞在しましたが、天王星は、現実化の星・土星が作った塀を壊すような天体。制限はあるものの、守られていた世界から抜け出し、自由や自立を手に入れたくなったのでは。でも、外の世界に出るには手助けはないものです。自力で動かないといけないため、今は、どう動くのが効率的か、悩んでいるのではないでしょうか。
2020年の1月は、おうし座にとっての「ステップアップ」の部屋に惑星が集まっています。気持ちが晴れてくるのは、1月11日の月食に天王星が「順行」してからになりそう。この頃にはやみくもに変わりたい、現状から脱出したい気持ちは落ち着き、リアルな目標が定まってくるタイミング。拡大と保護の星・木星もこの部屋に滞在することから、ステップアップのための道筋は見えやすいとき。そして、3月22日〜7月2日は、「キャリアやライフワーク」の部屋に土星が入るので、管理職になったり、大きなプロジェクトを任されたりすることも。5月11日〜9月29日は土星が「逆行」するので、マネジメントの難しさや成長の必要性を痛感することになるかもしれません。
おうし座(4/20~5/20)
5月13日〜6月25日、守護星の愛と美の星・金星が「逆行」する間は、お金のことで悩みが出てくるかも。好奇心が刺激される時期で、物欲も、やりたいこともたくさんあるけれど、先立つものがないという具合です。ライバルとの間で葛藤もありそう。人間関係でも所有欲が増し、三角関係に巻き込まれることも。また、9月10日〜11月14日の行動や戦いの星・火星の「逆行」期間には普段はのんびり屋のあなたも、エゴや主張が強くなる予感。これら金星や火星の「逆行」期間には、信じられないような自分の一面を見ることになるかもしれません。
「逆行」期間を含め、6月28日〜2021年の1月7日、火星は、おうし座のひとつ前の部屋に滞在します。そのため、自分の心に素直に行動したいと思いながら、それができないフラストレーションがありそう。2020年の12月17日には土星が、19日には木星が「キャリアやライフワーク」の部屋に入ります。守られているだけでなく、自ら責任も引き受けてこそ、自由や権利も手に入るのだということも実感することに。守られ、与えられる存在から、与える人へと変わるときなのです。
ふたご座(5/21~6/21)
春から初夏にかけては変化の必要性。未来を見つめて、視野を広げて
2020年の初め、ふたご座にとっての「潜在意識」の部屋に惑星が集まっています。外側にはクールに見えるふたご座ですが、実は、内心には強い野心をもっていることが多いのです。今まで、心の底では自分を塗り替えるような、すばらしい達成や過去と同じ成功を望んでいたかもしれません。でも、1月11日の月食を過ぎると、経済的な問題を含め、もっと現実的な考え方に変わりそう。ほかの何を捨ててでも、こうと決めたことにまい進していたのは変わり、ほかにも道はあるかもしれないと視野が広がるときです。
ただ、2月17日〜3月10日は、守護星の思考や伝達の星・水星が「逆行」。漠然とした不安や悩みに振りまわされそうなタイミング。そして、3月22日には現実化の星・土星が「ステップアップ」の部屋に入ります。未来を見つめる必要が出てくるとき。この流れは、7月2日頃まで続きます。ただ、5月11日〜9月29日は、土星が「逆行」するので、変化の必要から目を逸らしたくなるかもしれません。
この間、4月4日には愛と美の星・金星がふたご座へ。好奇心が高まるなか、さまざまなお誘いが多く、社交の輪が広がりそう。ただ、金星は、5月13日に「逆行」を開始、6月25日に「順行」します。この間は、対抗心が湧きやすく、感情的になりやすいので気をつけて。その後も、8月8日まで、金星はふたご座に滞在します。そのうち、6月18日〜7月12日までは水星の「逆行」があり、お金のことで悩みがありそうですが、7月後半からは、かなり楽しい気分で過ごせるはず。
ふたご座(5/21~6/21)
9月10日〜11月14日、行動や戦いの星・火星が「逆行」すると、信頼していた人との間で意思疎通がうまくいかないことも。この火星の「逆行」期間に重なるのですが、10月14日〜11月4日は再び、水星の「逆行」もあり、悩みが深くなりやすいでしょう。でも、12月17日には土星が、19日には拡大と保護の星・木星が「ステップアップ」の部屋へ。この頃には過去を整理し、未来に進む前向きな気持ちになれそう。変化や成長のためのチャンスにも恵まれることになるので、新しい道に進んでみて。何かちょっと寄り道をしてもいいかもしれません。ただ、ここでも、従来の価値観や考え方にあまりこだわらないことが大切に。少しだけ相手に合わせてみる、話を聞いてみると、ぐんと状況が変わってくるでしょう。
かに座(6/22~7/22)
年の前半は、自分と家族の幸せを第一に。後半は好きなことを追いかけて
かに座にとっての「人間関係」の部屋には2008年から変容の星・冥王星が、2017年末からは現実化の星・土星が、2019年12月からは拡大と保護の星・木星が滞在しています。この10年、社会は大きく変わりました。その変化のなかで、自分がこうあるべきと信じていたルールが変わり、それによって、人間関係も変わり、かに座のもち前の優しい性質から、犠牲になっているように感じていた人もいるかもしれません。でも、1月11日のかに座の満月は、「食」でもあり、さらに家庭など自分のテリトリーを守り、家族を大切に育むことを願うようになるでしょう。社会の状況が厳しいほど、自分たちの幸せを守りたいという気持ちが強くなるときです。木星の影響で、あなたを見る周囲の眼も優しくなり、これまでの努力を認めてもらえるでしょう。
3月22日に土星が「潜在意識」の部屋に入ると、「自由や平等」を求める意識が強くなり、パートナーシップに悩むこともありそう。この流れは、7月2日頃まで続きます。この間、4月4日には愛と美の星・金星がひとつ前の部屋に入り、5月13日には「逆行」を開始、6月25日に「順行」します。内心の競争心が強く現れ、「負けたくない」と思ってしまうかもしれません。でも、「勝ち負け」はないことに気づいてください。
かに座(6/22~7/22)
思考や伝達の星・水星の「逆行」は、年3回ありますが、6月18日〜7月12日の「逆行」は、かに座にかかるので、あなたへの影響は大。自分がどうあるべきか、思い悩んでしまうことも。そのうえで、9月10日〜11月14日は、行動や戦いの星・火星の「逆行」があります。「キャリアやライフワーク」の部屋での出来ごとなので、思い切って、好きなことを仕事にするように動いていくことになるかもしれません。火星のこの部屋の滞在は、6月28日〜2021年1月7日と長きに渡りますが、かに座のあなたは、やりたいことを追いかけ、駆け抜けていくことになるでしょう。
12月17日に土星が、12月19日に木星が「潜在意識」の部屋に入ると、春分から初夏にかけてのテーマが戻ってきます。家庭のために犠牲になってきたという気持ちが強いほど、反動のように「自立や自由」を求めたくなるかもしれません。でも、そこで、自分の主張ばかりしないこと。あなたらしく周囲を思いやり、家族全体での幸せを選ぶことで、きっと思わぬ解決法やラッキーが呼び込まれていきます。
しし座(7/23~8/22)
達成の期待にチームで応えていく流れ。パートナーシップが鍵に
2019年は、1月のしし座の月食の影響を受け、「もっとクリエイティブに生きたい」という願望が心のなかに湧いてきたのでは。2020年は、1月にひとつ前の部屋で月食があることから、安全なテリトリーを求める気持ちが強くなるでしょう。心許せるグループを求めるようになるのです。現実にはあなたに対する期待が高まり、日々の仕事や家事で責任が求められ、パーフェクトな成果を出すように神経を張り詰めることに。その期待に応えるためにも安全なグループ、自分のチームがきっと必要なのです。
春分を過ぎると、今度は、「パートナーシップ」がテーマに。7月2日頃まで、現実化の星・土星の影響で、相手としっかり話し合い、ひとつのものを作り上げる姿勢が欠かせなくなります。信頼できるパートナーが公私問わず出現する流れでもあり、しっかりとしたコミュニケーションが求められます。ただ、5月11日〜9月29日は土星が「逆行」するため、「生みの苦しみ」があるかも。お互いのことを本当に理解するまでには時間がかかるのかもしれません。
しし座(7/23~8/22)
愛と美の星・金星が「仲間や未来」の部屋に滞在するのが4月4日〜8月8日。この間、5月13日〜6月25日、金星は「逆行」します。古い友人とのつながりが活性化しますが、お互いの違いも認識し、自信がなくなってしまうことも。でも、次第にこのつながりは落ち着いていくでしょう。9月10日〜11月14日は、行動や戦いの星・火星の「逆行」もあります。火星は、6月28日〜2021年1月7日、「ステップアップ」の部屋に滞在するので、ひとりで新しい挑戦をしたくなるかもしれません。
12月17日に土星が、12月19日に拡大と保護の星・木星が「パートナーシップ」の部屋に入ると、春から積み上げてきた人間関係の成果が大きく花開くでしょう。仕事であれば、ふたりで取り組んだプロジェクトが成功する、プライベートに出れば、お付き合いしていた人と一緒に暮らし始めるといったよい流れがイメージできます。ただ、どうしても絆が結べない相手とは、この頃、袂を分かつことになるかもしれません。しし座は、与える性質をもち、とても気前がよいのですが、実は、心から求めているのはフェアな関係です。一方に与え続けることは誰にもできないもの。真実の意味で、同等の負担をシェアしてくれる相手でないと、きっとずっと一緒にはいられないのです。
おとめ座(8/23~9/22)
理想を形にしやすいとき。責任も、人気も集中しそうなタイミング
おとめ座にとっては、同じ土のエレメントの星座であるおうし座に自立や変革の星・天王星が、やぎ座に変容の星・冥王星、現実化の星・土星、拡大と保護の星・木星など惑星が集中する状態で、2020年がスタートします。同じエレメントの星座にある惑星のエネルギーは、自分にとって使いやすくなることが多いので、おとめ座にはプラスの星回りです。やりたいことを現実化しながら、ステップアップしていくことができるでしょう。また、海外や高等教育とも、自然と縁が生まれていきそうです。
ただ、春分を過ぎると、土星が「ルーティンワークや日常生活、健康」の部屋に入るので、日々の仕事や家事の役割分担が課題となるかもしれません。たとえば、自分も忙しいのに、パートナーがちっとも手伝ってくれなかったら? この流れは7月2日頃まで続きますし、5月11日〜9月29日は土星が「逆行」するので、責任が重くなるなかで、自分を鼓舞して活動しなくてはいけなくなるかも。コンセンサスや話し合いがいちいち必要になるため、ちょっとイラッとすることもありそう。
おとめ座(8/23~9/22)
愛と美の星・金星が「キャリアやライフワーク」の部屋に滞在するのが4月4日〜8月8日にかけて。キャリア上では人気が高まりますが、この間、5月13日〜6月25日に金星が「逆行」すると、敵視されたり、依存されたり、マウンティングされやすいので、特に同性の対応は慎重に。さらに、9月10日〜11月14日は、行動や戦いの星・火星の「逆行」もあります。火星は、6月28日〜2021年1月7日、「潜在意識」の部屋に滞在することもあり、2020年後半は、ひとりで物ごとに集中したくなりそう。ほかを寄せつけないオーラを出さないように、周囲への配慮を忘れずに。
12月17日に土星が、19日に木星が「ルーティンワークや日常生活、健康」の部屋に入ると、仕事も、生活も、いい調子で動いていく予感。春に問題になったことも、この頃になると障害が消え去るように感じるかも。ただ、逆におかしいなと違和感を覚えつつ、放っておいたことがあると、この頃、大問題になることもあり得ます。健康面でも、早め、早めに手を打ちましょう。チャンスは多いのですが、その分、仕事のマネジメントや体調管理など自己管理が必要になる一年と言えそうです。スケジュールをパンパンにすることなく、オンオフを切り替えて、しっかり休みましょう。
てんびん座(9/23~10/23)
調整役として存在感を発揮。他人の視線を気にせず、やりたいことで挑戦を
てんびん座にとっての職場や家庭など「居場所」の部屋は、2008年から、さまざまなパワーにさらされて、変容を続けていることでしょう。それが常識的な、節度ある雰囲気に変わったのがきっと2017年12月から。2019年12月からは拡大と保護の星・木星がこの部屋に入り、問題があれば浮上させます。あなたにはそれを調整する役割が求められるでしょう。これまで耐えてくれた家族や仲間が現状に我慢できなくなっている場合は、ヘルプを求める声を拾ってあげること。それによって、調整してくれるあなたへの信頼感は高まり、居場所をしっかりと作ることができます。
春分を過ぎると、現実化の星・土星は、「恋愛や創造」の部屋へ。ここから7月2日頃まで、クリエイティブな活動や恋愛面では高いハードルが課されそう。5月11日〜9月29日は土星が「逆行」するので、実現したいことが思い通りにいかない感覚を味わうことも。期待が大きく、それなりの成果を求められるため、しんどさもありそうです。
てんびん座(9/23~10/23)
守護星の愛と美の星・金星が「ステップアップ」の部屋に滞在するのが4月4日〜8月8日。土星によるプレッシャーから抜けて、旅に出かけるなど楽しみたくなるときです。この間、5月13日〜6月25日に金星が「逆行」すると、自分以上に自由に活躍している人たちが羨ましくなることも。そして、9月10日〜11月14日は、行動や戦いの星・火星の「逆行」もあります。火星は、6月28日〜2021年の1月7日、てんびん座の「人間関係」の部屋に滞在することもあり、2020年後半は、パートナーが気になって仕方がないかもしれません。なぜなら、パートナーとのコミュニケーションが今ひとつな暗示があり、フラストレーションが高まりそうなのです。10月下旬から11月初めは、特に悩みが深くなるかもしれません。
「居場所」の問題をクリアしつつ、やりたいことで挑戦する。当然ながら、思い通りにいかないことも、他者が気になって仕方ないこともあるかもしれません。でも、12月17日に土星が、19日に木星が「恋愛や創造」の部屋に入ると、やりたいことや恋愛に追い風が。直感ではなく、しっかり勉強したこと、春から初夏にかけて苦労したことにチャンスが引き寄せられるときです。この頃にはきっと、クリエイティブな感覚が研ぎ澄まされ、公私ともに新しい自分になるような感覚があるでしょう。
さそり座(10/24~11/21)
環境が大きく変わる予感。今の居場所との関わり方をもう一度考えてみる
さそり座の守護星である変容の星・冥王星は、2008年から「環境や伝達」の部屋に滞在しています。2020年の初めは、この部屋に惑星が集中し、2019年末には「食」もあることから、あなたの環境は、2020年、大きく変わる予感があります。これまでは努力して維持していた場所でも、手放すこともあるかもしれません。拡大と保護の星・木星もこの部屋にあることから、転職、引越しなどで人生が拓けていく可能性も大きい一年です。もちろん、今すぐに出られるものではないもの。あなたへの要請は、ますます増していき、コミットメントを求められる状態だからです。でも、形骸化し、エネルギーのなくなった場所からは、引き揚げてもいいことは覚えておきましょう。
春分を過ぎると、現実化の星・土星が「居場所」の部屋に到来。この流れは、7月2日頃まで続きます。家庭や職場など、関わりのあるすべての場所で全力投球なのがさそり座ですが、それぞれの場所で責任を求められ、身動きがとれないように感じることも。5月11日〜9月29日は、土星が「逆行」するため、さらに、そう感じる場面が増えるかもしれません。コミットする場所を選択する必要は出てくるはずです。
さそり座(10/24~11/21)
愛と美の星・金星が「潜在意識」の部屋に滞在するのが4月4日〜8月8日にかけて。三角関係やライバルが気になるところが出てくるかも。また、責任を求められることに疲れて、別のところに目を向けたくなることもありそうです。5月13日〜6月25日、金星が「逆行」すると、好奇心から火傷することも。そして、9月10日〜11月14日は、行動や戦いの星・火星の「逆行」もあります。火星は、6月28日〜2021年の1月7日、「ルーティンワークや日常生活」の部屋に滞在します。チームで動くより、ひとりで動く時間が増えそう。もう一度、初心に戻るイメージがあり、寂しいなかにも気楽さが。自らの個性を追求し、楽しんでいきましょう。
環境が大きく変わる可能性がある反面、居場所には縛りつけられるように感じて、ひとりになりたくなるかも。12月17日に土星が、19日に木星が「居場所」の部屋に入ることから、すべての人に平等に関わる難しさも実感しそうです。春から初夏にかけて選んだ自分の居場所がきっとあると思います。今の自分が心からリラックスできる場所を優先して、大切に育んでいきましょう。
いて座(11/22~12/21)
経済的なチャレンジのなか、世の中に「伝える」ことが課題に
2019年は、12月3日まで、いて座に守護星の拡大と保護の星・木星が滞在していました。2014年から2017年にかけて、いて座に現実化の星・土星が滞在した間に蓄積した疲れがとれたのでは。介護といった「居場所」の心配ごとはあるものの、2020年の初めは、いて座にとっての「経済や豊かさ」の部屋に惑星が集中し、経済的な面に今後、フォーカスが当たります。問題が浮上する可能性がある反面、これまでの努力も具体的な成果として与えられそう。また、行動や戦いの星・火星は1月3日〜2月16日、いて座に滞在します。経済的なテコ入れをするために動くことになるでしょう。
春分を過ぎると、土星が「環境や伝達」の部屋へ。この流れは、7月2日頃まで続きますが、自分のしていることを「広める」ことが課題になる時期です。たとえば、すばらしい商品をもっていて、それを売りたいとする。でも、その商品の存在を広める方法が難しく感じられるという具合です。あるいは、その商品を売るために伝えたいことをどう言葉にすればいいかも、じっくりと考えることになりそう。5月11日〜9月29日は、土星が「逆行」するため、経済的な面でも厳しく感じられるかも。
いて座(11/22~12/21)
愛と美の星・金星が「人間関係」の部屋に滞在するのが4月4日〜8月8日にかけて。人間関係がとても楽しく感じられる時期ですが、5月13日〜6月25日、金星が「逆行」すると、その人気のネガティブな面で、嫉妬されて、面倒な思いをしたり、競争心の強い人から離れ、別の場所に逃げ込んだりすることもありそうです。そして、9月10日〜11月14日は、行動や戦いの星・火星の「逆行」もあります。火星は、6月28日から2021年の1月7日まで、「恋愛や創造」の部屋に滞在。クリエイティブに、好きなことに挑戦するものの、「逆行」期間は、熱意が空回りすることもありそう。失敗すら笑い飛ばし、子どものように楽しんでいけるといいですね。
12月17日に土星が、19日に木星が「環境や伝達」の部屋に入ると、これまでの「伝える」ための努力が報われる予感。ただ、それまでには、2020年の試行錯誤がきっと必要なのです。行動の動機は、経済的なことになるかもしれませんが、それを広めるための大変さも感じ、人間関係でわずらわしさも感じる。そして結局は、好きなことをやろうとシンプルな発想になる。そんな心の動きが感じられる一年です。
やぎ座(12/22~1/19)
惑星がやぎ座に集中するなか、大人な態度でチャンスを掴んで
2019年12月3日、やぎ座には拡大と保護の星・木星がやってきました。やぎ座には2008年から変容の星・冥王星が、2017年末から守護星の現実化の星・土星が滞在しているため、社会的に達成したいという冥王星の願望が土星によって、現実的なところに落とし込まれたのでは。そんな状況で木星が到来したので、目指す方向も、実力も、すべてが明らかになるのが2020年です。今のあなたにふさわしい仕事やチャンスが引き寄せられてきそう。2月16日〜3月31日は、行動や戦いの星・火星がやぎ座に。与えられたチャンスを物にするために動くことになりそうです。
ただ春分を過ぎると、土星が「経済や豊かさ」の部屋に。7月2日頃まで、経済的な面では停滞を感じそう。流れに乗るだけではなく、基盤を作らなくてはならないのです。特に、5月11日〜9月29日は、土星が「逆行」するため、自分自身の方向性ややりたいことについても、もう一度、整理してみましょう。
やぎ座(12/22~1/19)
愛と美の星・金星が「ルーティンワークや日常生活」の部屋に滞在するのが4月4日〜8月8日。5月13日〜6月25日、金星が「逆行」すると、年下の人に嫉妬してしまうなど、悩みを抱えることも。そして、9月10日〜11月14日は、行動や戦いの星・火星が「逆行」。火星は、6月28日から2021年の1月7日まで、「居場所」の部屋に滞在します。ひとりで好きなことをやろうと思うものの、いざひとりでやるとできないこともあったり、逆に言うことを聞かない後輩や部下がいたりと、ちょっと手を焼く事態も。プライベートでは、子どもなど家族との関係で悩みもありそう。
とはいえ、木星のエネルギーで、全体的には自分を肯定して過ごせるはず。反面、チャンスに見合う実力や仕事の成果も求められるので、プレッシャーも感じるかも。金星や火星の「逆行」期間には、年下の人たちとうまく協調できず、空回りしやすいかもしれません。土星が去る12月17日、木星が去る12月19日まで、どんと構えて、責任を引き受ける、おおらかな態度が取れるかどうかで2021年以降が変わりそうです。大切なのは、自分が積み重ねてきたキャリアを信じること。認められたいと頑張るのではなく、余裕のある、大人な態度で周囲を見守っていきましょう。すると、自然にみんながあなたに知恵を求め、リスペクトするようになるはずです。