最後の最後でジョージマイケルの

訃報が入って来て一瞬、目が開きました。

セカンドの来年３月の再発を

予約した矢先だったからです。

今年はプリンスの年だったんですが残念

ご冥福をお祈りします。

さて２０１６年はいかがでしたでしょうか？

春分図を見直して「少し安定する」と

書きましたが世界的にはイギリスのEU離脱や

アメリカ大統領選の番狂わせなど

結構な変化がありました。

考えてみるとどれもどれも

これから変わって行く要素であり

内側の意識の変化が表面化した感じがします。

変化のためのフォーメーション形成を

準備する年だったのではないでしょうか？

天秤木星と山羊冥王星の解放の９０°

未来志向の射手土星と逆行する夢想魚海王星の９０°

この当たりが相当する感じです。

２０１７年はどのような感じになるかと言うと

ざっくり「まとめの年」です。

先に国を占うマンデンから入ります。

２０１７春分図を見ますと

（ハウス分割、画像はプラシーダスですがホールサインで見ます）

まず第一にアセンダントに輝くラッキースター天秤木星が

何か、こう日本に安心感を与えますが

これに絡む対する牡羊天王星と９０°山羊冥王星で

形成される活動宮のT-スクエアがバッチリ目立ちます。

多分これピンチがチャンスになる感じがします。

天王星と冥王星の９０°自体はかなりタフな星回りで

どう転ぶか分からない？的な不安定な要素ですが

それを木星が解放に導きます。

T-スクエアは２つの９０°で振り回される事によって

普通はやりすぎの１８０°が新たな地平として開拓され

イノベーションを成し遂げて行く流れです。

ストレスがあっての免疫力アップ的成長なのですが

活動宮の場合は引っ掻き回される要素があり

それが展望へと繋がる感じです。

引っ掻き回すのは立場４ハウス山羊冥王星や

相手７ハウス牡羊天王星なのですが

ここは大変そうですが凌ぎたい所です。

これはアメリカとの関係っぽい。。。

３ハウスにある射手月と土星ですが

月の神殿３ハウスは月のジョイであります。

月は国民や国民感情や生活感を表しますので

しばらく景気の低迷は続きそうなものの

調整の為に低め安定な感じです。

射手月と土星はやはり未来志向的な明るい感じですので

我慢しつつ楽しみを見出す流れになりそう。

また２年に一度、金星は逆行をしますが

今年は春分の辺りでは牡羊で逆行をしていますので影響がありそうです。

牡羊のデトリメント金星はドライで行き当たりバッタり的な感じですが

その逆行は懐古主義的に昔を懐かしむ

美意識や楽しむ感じのブームがありそう。

詳しくグランド・ライン的に

２０１７年の時系列の流れを追っていきますと

１月と２月はあまり変化のない感じで

３月と４月は牡羊金星の逆行

３月から射手土星がサインギリギリ２８°まで進んで

逆行を開始します。

惑星の意味合いはサイン度数によって

その成熟度が決まりますが

最終度数辺りはまとめの流れです。

土星はその２８°と言うギリギリの所で

逆行を開始する感じは

まとめのためにもう一度ミスがないか

再調整をする流れだと思います。

逆行は３月から始まり８月末までかかりますので

夏はまとめのために振り返り

射手土星の先のために準備万端の

完成度を上げる感じです。

その８月の頃は天王星も２９°まで進み

そこで逆行を開始しますので

改めて近年の流れの総括の夏という流れになりそう。

ちなみに天王星が前の魚サインを抜け出る日が

皮肉にも運命の２０１１年３月１１日辺りでした。

それから牡羊サインに入りましたので

今回の牡羊サインギリギリでの逆行は震災後のまとめの要素がありそう。

天王星の逆行はそのまま２０１８年まで続きますので

この逆行開始の起きるタイミングが

表面化しやすそうです。

９月はその余韻という所ですが

１０月になって木星が蠍に入っていきます。

活動天秤の人と共に動く感じから

固定蠍のより親密な関係にシフトする流れです。

木星は開放ですので”こだわりつつ”相手と深々関わる事で

自分にはない領域を開放させて行きます。

１１月も目立つ星回りはありませんが

１２月の末に土星が自分のホームである

山羊サインに入りますので

１１月はやはりまとめの流れで

土星の本領発揮のための調整がありそう。

山羊の土星はキャリア志向だったり

やや権威的ですが保守的なもので

上手く秩序が整っている安定したものです。

遠き日の想い

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