3DMark PCMark 概要紹介
3D系グラフィックカードと高性能CPUを搭載するWindowsパソコン向きのDirectX対応定番ベンチマークソフト フィンランドのFuturemark社の3DMark(スリーディーマーク)シリーズ無料版と、パソコンの総合ベンチマークソフト PCMark(ピーシーマーク)シリーズ無料版のご紹介です。
3DMarkシリーズは、ゲーム感覚で美しいデモを見ながらベンチマークが出来る点と、比較し易い総合スコア表示によって、主にグラフィック性能の良いパソコンの速度比較に用いられてきており、現在でも、パソコンの3D描画速度比較の指標に利用される人気の高いベンチマークソフトです。尚、新版は3D性能の良いグラフィックカードと十分なHDDの空き容量が必要です。
FutureMark Legacyページでは、以下の旧バージョンなどのベンチマークソフトがダウンロードできます。
・3DMark:3DMark06,3DMark05,3DMark03,3DMark2001,3DMark2000,3DMark99
・PCMark:PCMark05,PCMark04,PCMark2002
・Mad Onion時代:XL-R8R
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●∵Legacy Benchmarks 2014/02/12:Futuremark社の旧版のベンチマークソフトが一覧ページに統合されたので、新たに紹介項目を追加。
下の動画は、最新版のFuturemark - 3DMark Vantage のYouTube掲載のデモ動画です。
SSE2対応CPU,DirectX10対応グラフィックカード(VGA)必須など、ハイエンドマシンが要求され、デモ動作だけでも敷居が高いかも知れませんので、動画だけでもお楽しみ下さい。
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3DMark,PCMarkの基本的な使用方法
バージョンが新しくなるほど、大容量化してダウンロードに時間がかかります。あまりにも重いと言う方はダウンロードツールを利用したほうが良いでしょう。どのような物かだけを知りたい方は、動画デモが見れる"Video Download"のリンクを貼っていますので、そちらで確認下さい。低速な機種をお使いの方は、旧バージョンの利用を推奨。
3DMark
例えば、3DMark03では、起動後に[Run 3DMark]をクリックするのみで、ゲームデモのようなビジュアル性の高いベンチマークが開始され、終了後、結果が数値でスコア表示されます。詳細な結果や他のユーザーとの速度比較は、"Online ResultBrowser" より得られます。
PCMark
こちらは3DMarkとは違い、パソコンの総合的な速度が測れるベンチマークソフトです。PCMark05以降は、デュアルCPU(マルチコアCPU)に対応しています。
例えば、PCMark05では、起動後に[Run PCMark]をクリックするだけで、システム総合(Wube表示,ビデオエンコード,ウィルススキャン,文書編集など)などのベンチマークテストが実行されます。CPU,HDD,メモリーの個別ベンチマークは有料版で利用可になります。
結果は数値(スコア)表示され、他機種との比較もオンラインでできます。
3DMark備考
3DMarkは各種設定を変更をすれば、ベンチマーク結果が変わりますので、初期状態・デフォルトの状態でのベンチマーク結果のみ、比較できると考えたほうが良いでしょう。もちろん、他のソフトや常駐ソフトなどは終了させた後でベンチマークを実行して下さい。
新版ほど重く、低い結果になります。また、普通のパソコンでも極端に低い結果になる事も珍しくありません。
2008年4月28日22時に、新版の3DMark、”3DMark Vantage”のダウンロードが開始されますが、高性能なハードウェアでVista搭載である事などのシステム要件のハードルが高い事と、無料版(Trial版)は、1回のみしか実行できないなどの情報もあり、当サイトでは、”3DMark Vantage”は一般的向きの無料ベンチマークソフトでは無いと判断し、目下のところリンク紹介等の予定はありません。 3DMark Vantageは、デモが秀逸な出来と思われますので、注意書きをした上でリンク掲載しておく事にしました。無料のベンチマークソフトとしては、お勧めではありません。
ガイダンス 3DMarkの原点 FinalReality
Futuremarkは旧名はMadOnionで、2002年末にFuturemarkに変わりましたが、MadOnionの前身が、世界で一躍脚光を浴びるようになった"FinalReality"のRemedyでもあります。1990年代は、日本のどこのパソコンショップの店頭でもデモをしていたので、記憶されている方も多いと思います。
Remedy FinalReality
当時は映画ブレードランナー風の未来的な都市のCGがリアルタイムで動作するなどでパソコンショップで足を止めて見る人も多く、注目を浴びていました。
3DMark03辺りからのFuturemarkの3DMark系のベンチマークでは、重たさを感じて快適に見れるようなデモでは無くなりましたが、FinalRealityは、多くのパソコンでそれほど重くは無く、快適に動作し、若干の映画風ストーリー性を伴った美しいビジュアルで、速度比較よりも、パソコンの持つ潜在能力を感じた方も多かったと思います。現在、3DMarkシリーズは、標準的なパソコンの3D系ベンチマークソフトとなっていますが、それは、FinalRealityのインパクトがあってこそではないかと思います。
現在の最新の3DMarkでは、十分にデモを堪能できるハードの敷居が高い点と、本体の容量が数百MBと大きくダウンロードに時間がかかるので、多くの人に触れる機会は少なくなりつつあると思われますが、旧バージョンならば、特に重いと言う事も無いでしょうから、時間的余裕のある方は一度ダウンロードして試される事をお勧めします。
3DMark関連リンク
●∵3DMark05ベンチマーク結果 2004年当時の所有パソコンでのベンチマーク結果などの紹介。
●∵ベンチマークソフトについて ベンチマークの基礎知識。2002年に記載した古い記事です。
その他無料ソフト・ベンチマークソフト
■∵無料ソフト その他の無料ソフトや、別のダウンロードサイトをお探しの方はこちらで。
●∵FFXIVベンチマーク ファイナルファンタージーXIV公式 3Dベンチマークソフト
●∵FFBench ファイナルファンタージーXI公式 3Dベンチマークソフト FFベンチ
●∵Sandra ベンチマーク対応の高機能なパソコンのメンテナンスツール
●∵HDBENCH CPU.HDD.VGAなどのハードウェア性能を測定するベンチマークソフト
●∵Superπ CPUの速度を、円周率(π)の計算によって測定するベンチマークソフト
●∵CrystalMark 基本的性能を測定するベンチマークソフト。システム情報表示機能もある。
●∵WCPUID Windowsパソコンの動作クロック周波数などのCPU情報表示ソフト
3DMark
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