K-Lite Codec Pack概要紹介

K-Lite Codec Pack

 K-Lite Codec Pack(ケーライトコーデックパック)は、XviD,FLV,DivX,QuickTime,DVD再生などを含む大量の動画・音声形式対応の、ビデオコーデック , オーディオコーデックと、各種のDirectShow Filters(video/audio) を含む、コーデックパックで、手軽に一括して主要なコーデックをインストールできます。

 WindowsMediaPlayerでのフラッシュ動画再生も可能になり、YouTubeなどのflvファイルを連続再生する事などができます。

 英語版MediaPlayerClassic(以下、MPC略)も付属し、複数のflv動画の同時再生などもできます。

 K-Lite CodecPackは、パッケージ内容によって、Mega,Full,Standard,Basic,Corporate の5種類のタイプがあり、適切なパッケージを選択して下さい。

Codec Guide
・対応OS:Windows 2000/XP/Server 2003/Vista
・対応動画形式:XviD,DivX,FLV,MPEG-2,MPEG-1,On2 VP6,AVI,MP4,RM,x264,Indeo,I.263,H264…
・対応音声形式:AC3,DTS,LPCM,AAC,MP1,MP2,MP3 Lame,AMR,AC3ACM,Vorbis
・その他対応:CDDA,CDXA,DirectVobSub
・同封:英語版MPC,各種Tools

K-Lite Codec Packダウンロード&インストール

 先にも書いたように、K-Lite Codec Packは ”Mega”,”Full”,”Standard”,”Basic”,”Corporate”の5種類のパッケージがあり、最適なパッケージを決める方は、開いたページの”Information”から”Contents”の項目で各パッケージのコーデック内容を確認して下さい。よくわからない方は、デフォルトの”Full”で良いと思われます。

 適当なフォルダへダウンロード後実行し、後は英文メッセージの指示に従います。
意味がよくわからない方で、特に、何もCodecをインストールしていないような場合は、特に設定を変更せず[Next]で次々と進み、[Install]を実行しても良いでしょう。主な流れは以下の通りです。
※2008年6月現在最新版 K-Lite CodecPack Ver 3.9.5 Full(klcodex395f.exe)のケースです。

1:インストール先フォルダ選択。
2:コンポーネント選択 。不要なコーデックや、MPCインストール済みの場合はマークを外す。
※面倒ならプルダウンでProfileを選択。この時、特に不安ならば、Profile 6などを推奨。
※DVD再生はMPEG-2にマークする。既にDVD再生できる環境ならマークを外す。
※MPCは英語版です。日本語表記が良いならば、日本語版MPCをインストール後に行って下さい。
※不要なCodecは、添付の”Codec Tweak Tool”で、インストール後でも無効化できます。
3:初期設定。ファイルの関連付け,IE,ffdshow,Audioなど。
4:設定内容を確認し、最後に[Install]でインストール完了です。

後は、通常どおり、WindowsMediaPlayerなどで再生できるようになっているか、確認して下さい。

K-Lite Codec Pack 備考・注意事項

 Codecの事を詳しく理解しておかねば使えないような敷居の高いものではありませんが、大量のCodecを一度にインストールするのですから、或る条件下では、何らかの障害や不具合が出る可能性がある程度のリスクは覚悟しておいたほうがいいでしょう。

 不安な方は、インストール時に、自分が必要としているCodecのみをマークして実行する事をお勧めします。特に独自仕様のある機種(ローカルな国内メーカーのパソコンに多いと思われます)では、注意が必要です。もしも、障害が起きた場合は、Codecを個別に削除するか、K-Lite Codec Packのアンインストールなどをし、必要なフォーマットに対応した、各マルチメディアプレイヤーの利用をお勧めします。

 ただ、個人的には、QuickTimePlayerやRealPlayer,DivXPlayerなどのマルチメディアプレイヤーを複数インストールして利用する不具合や障害のほうが、まだ多く発生するように思いますので、多くの動画・音声ファイル再生を安定してこなしたい方には、WindowsMediaPlayer(又はMPC) + K-Lite Codec Pack と言う選択肢のほうが、実は良いのかも知れません。

K-Lite Codec Pack 初心者向けガイダンス

 「パソコンでDVDが再生できない」「FLV動画を再生するプレイヤーが欲しい」「メディアプレイヤーで色々な動画を連続再生させたい」と言った、新しいパソコンを買って動画を見てると、すぐにでも出てきそうな不満や要望が、手軽に一気に実現されてしまうコーデック集が、K-Lite Codec Packです。

とりあえず、これ1本インストールしておけば、当分の間は、再生出来ないファイルがあって困ると言う事は無いでしょう。

 ただ、このコーデックに限らず、ソフトが1つあれば(大半の事ならば)全て用を足すと言う事は、色々なソフトウェアを使う事での面白みに欠け、刺激の無い、飽き易い環境を構築してしまう事にも繋がりかねません。また、1つしか手段が無いと言う事は、予期せぬトラブル発生時の、とっさの回避手段が無くなっている可能性もあります。ですので、多様なソフトウェアを或る程度使っておく経験を持った上で、最終的なスタイルを決めるのが良いのではないかと思います。

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