Wmed32概要紹介

Wmed32

 Wmed32(WM32 Editor)は、DOSのテキストエディタRED2ライクな、メニュー体系とマウス操作不要のファンクションキーでの軽快な操作に対応した、Windows用テキストエディタです。Windowsのメモ帳風にも変更可能なので、RED2に馴染みのない方でも扱えます。

 複数文書の同時編集に対応し、C言語ソースの関数一覧や関数ジャンプ,定型文挿入などプログラミングに便利な機能や、C言語,アセンブラ言語,HTML言語などに対応しており、ファイルの拡張子ごとに書式を詳細設定できます。

株式会社 広田製作所
懐かしいので掲載しています。RED2はキー操作のみであれこれできて個人的に好きです。
・対応OS:Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/Vista
・対応文字コード:Shift-JIS/EUC/JIS

Wmed32の基本的な使用方法

 圧縮ファイルをダウンロードして任意のフォルダに解凍、"SETUP.EXE"を実行して案内に従いインストールします。起動はスタートメニューより"WM32"をクリック。

文書作成の仕方

 基本的にはメモ帳同様の操作で作成できますが、以下のようにキーボード操作のみで可能です。
 新規ファイル作成は[F1]⇒[F] 既存ファイルの編集は[F1]⇒[N]。文書を編集後、[F1]⇒[S]で保存。
 Wmed32の複数起動には対応していませんが、複数文書の別窓での同時編集が可能です。編集文書の自動バックを行う定期バックアップ機能などもあるので安心でしょう。ウィンドウ右下の画面の整列、シェル起動、電卓起動ボタンなども便利かもしれません。
 操作方法は、ヘルプアイコンより"基本操作"などで確認下さい。

書式設定

 言語ファイルごとに異なる書式設定が可能です。
 [F5]"編集機能"⇒プルダウンメニューで言語ファイルを選択⇒各項目を設定・変更⇒"この環境を有効にする"にチェック⇒[OK]

キーマクロ

 [SHIFT]+[F1]で記録。[SHIFT]+[F2]で再現。

その他、Wmed32の主な機能

 画面2分割(縦横),最大99ファイルまでの同時編集,1ファイル最大40Mbまで処理可能,最大2048回のアンドゥ/リドゥ,オリジナル/RED2風/メモ帳風にキーカスタイマイズ,拡張子ごとの書式設定,定期バックアップ,9段階のバックアップファイル作成,ヒストリ機能,状態復元機能,編集ウィンドウ上でのコンソールプログラム実行,Grep,矩形コピー,最大8種類の書式を記憶できる印刷機能,クリッカブルURL,タスクトレイ常駐,定型文挿入,置換,指定行等へのジャンプ,排他制御,漢字コード表,アスキーコード表など。

ガイダンス・初心者向けアドバイス

 DOSのRED2ライクな操作性を持ったエディタですので、メニューなどもキーボード操作が主体となっています。編集画面のデフォルトが黒背景に白文字など、まさにDOSと言う感じですので、マウス操作重視のGUIのエディタに馴染んだ方だと、とっつき難さがあるかも知れませんが、慣れれば少なく無駄の無いキー操作で各機能が利用でき、軽快で能率の良い文書編集ができるのではないかと思われます。

 個性的な仕様も色々とありますが、一見すると、意味の無さそうな"漢字コード表"や"アスキーコード表"も、目につく所にあるのは、案外便利だと再確認できます。

 基本的には、私自身が懐かしいので、紹介した次第ですので、RED2やVzやMIFESなどのDOSのエディタに慣れている方や同様に懐かしむ方、或いは、日本人的発想のメニュー、操作仕様、きびきびとした動作と画面の整列など、既存のWidowns版エディタには無い独自仕様が使い易いと思われる方にお勧めします。

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